コレはゲームですな?

新旧問わず個人的に気になったゲームの感想やプレイ日記を扱ってます。もしよければ感想やご意見をコメントいただけると嬉しいです。

【レビュー】スプラトゥーン3

 

任天堂タイトルの中でも新しいながら、絶大な人気をほこるTPSシューティングゲームの新作、
スプラトゥーン3について感想を語らうと思う。

結論…

ゲームのルールに大きな変更はないが、
新たな武器やルールに加え初代スプラトゥーンスプラトゥーン2にあった
既存のゲームモードやステージにも新たな要素が加えられ、
これまでの雰囲気を残しつつも新鮮さを味わえるように感じた。
またデザインセンスの高さは相変わらずで、
世界観の設定とサブカル感が上手くミックスされている。

こんな人にオススメ…

  • ・TPSのシューティングが得意
  • ・他の人と競うのが好き
  • ・友達とワイワイゲームをやるのが好き

こんな人には微妙…

  • 人と競うゲームが苦手
  • FPSのような操作感でシューティングがしたい
  • ガッツリゲームをするのに時間がとれない

 

このゲームをプレイしてみて…

ここからは実際にプレイしてみた感想を交えつつ、
先に挙げた微妙な点について解説していこうと思う。
購入に迷っている場合の助力になれると嬉しい。

このゲームの魅力…

筆者が1番魅力に感じた点は、世界観の深さにある。
ゲームのメインにあたる部分は、対人シューターゲームであるため
ストーリーや世界観よりもゲーム性が重視される傾向にあるが、
このゲームは独創性の高いシステムや世界観構築が両立されていて
このゲームにしかないオンリーワンの部分が多くみられる。
イカやタコ等の海洋生物が進化した生き物達が生活を営む世界で
独自に発展した音楽や服といったカルチャーを感じながら、
人間のいた形跡が太古の建築物として残っていたり、
ストーリーモードの収集アイテムでみられる。
また、これらが全て明確に説明されている訳ではないため
自分で世界観について考える事が楽しかったりする。

微妙な点の解説…

「人と競うのが苦手」

このゲームのメイン部分にあたるのが、
ストーリーモードもある事にはあるがクリアだけを考えるとかなり短い。
そのため、ストーリーの演出やBGMはかなりいい感じではあるがそれだけを目当てに購入するには
いささかボリューム不足に感じる。

FPSのような操作感でゲームがしたい」

通常のシューティングゲームでは基本的にキャラクターを移動しながら
PS4の場合、右スティックで視点の操作、左スティックでキャラの移動)
このゲームでは先の操作に加えて、コントローラーの傾きで視点を変更できる
『ジャイロ機能』が実装されている。
この機能を使うことで、通常の視点変更よりも速く方向転換ができ、
攻撃や回避がスムーズに出来るといった代物だ。
筆者はCoDやエーペックスレジェンズと言ったFPSを少しかじっている事もあり、
右スティックだけの視点操作のほうが慣れているため、
このジャイロ機能が難しく、現在進行形で慣れるのに苦労している。
視点操作に関しては、設定にてジャイロ機能をオフにしてプレイすることも可能なのだが、
さきに述べた視点変更の速さに関して圧倒的なハンデを負うことになってしまう。
そのため、いまからスプラトゥーンを触る場合はジャイロ操作に慣れておくことで
マルチバトルでの勝率を上げたり、敵を倒す機会が増えたりする。

「ガッツリゲームをするのに時間がとれない」

スプラトゥーンでは初期作品からの伝統として、
期間限定で勢力に分かれてマルチバトルをする『フェス』というイベントが定期的に開催される。
例えば「好きな調味料」というテーマで、
マヨネーズ派とケチャップ派に分かれて2日間マルチバトルの勝利数で
どちらの勢力が勝つかというコンテンツがある。
このフェスは開催期間が基本的に土日となっており、
フェスの開催もサービス開始から一定期間しか行われていない。
大体発売してから1年間行われるのだが、それ以降にフェスの開催はない。
それぞれの勢力に分かれて、全く知らないプレイヤーと謎の連帯感が生まれたりこの時期しか楽しめない空気感があるのは魅力ではあるのだが、
後発でシリーズに興味を持った場合、体験できないため魅力が減っているように思ってしまう。

 

まとめとして

以上がスプラトゥーン3をプレイして筆者が感じた魅力や気になった点である。
他にもまだまだ語っていない細かな要素が多く存在するため、
もしスプラトゥーン3をプレイする機会があればご自身の目で確かめてほしい。
なお、スプラトゥーン3については今後も3ヶ月に一回のペースで武器やルールの追加があるようで、
おそらく有料だが大型アップデートも予定されている。
発売3日で、Switchの国内販売本数が過去最高を記録していることから、
今後も大いに発展することが予想されるタイトルだ。
筆者はヒーローモードをクリアして、現在はひたすらナワバリバトルでギアの調整をしている。
今作は対人での最高ランクである「ウデマエX」を目指して行こうと思っており、
その過程をプレイ日記として更新して行こうと思うので、
クソ初心者のささやかなゲームプレイの日々を読んでいただけると大変嬉しい。