コレはゲームですな?

新旧問わず個人的に気になったゲームの感想やプレイ日記を扱ってます。もしよければ感想やご意見をコメントいただけると嬉しいです。

【レビュー】風来のシレン5Plusフォーチュンタワーと運命のダイス

じっくり考えてプレするゲームは好きですか?今回はダンジョンに潜るたび手に汗握る駆け引きが楽しめるゲーム、国産の「ローグライク系」ではメジャーシリーズ「風来のシレン5Plus フォーチュンタワーと運命のダイス」について語ろうと思います。

【総評】

☆☆☆☆★
本作は不思議なダンジョンという形式のゲームで、 ランダム生成されるダンジョンを見下ろし視点ど進めていきダンジョンを踏破するゲームになっている。 ストーリークリアのためのダンジョンの他、様々な特徴を持った30種類ほどのダンジョンがある。 かなりの大ボリュームで、ゲーム性の奥深さ、やり込み度と相まって キャッチコピーの「1000回遊べるRPG」もあながち大袈裟な表現ではない。 減点した星に関しては、不思議なダンジョン系のゲームに総じて言えるのだが、 難易度が高めな点にある。 一つのミスでコツコツ進めたダンジョンから戻されたり、 手塩にかけて育てた装備が無慈悲にロストするなど、 その点も醍醐味なのだが、心をへし折るには十分な破壊力だ。 じっくり考えゲームをやるタイプの方には大変オススメできるが、 アクションゲームなど直感的にプレイするゲームが好きな人には なかなか歯応えのある作品と言えるだろう。

風来のシレンの仕組み】

ダンジョン探索型のRPGで武器や盾の装備のほか、巻物や杖といった補助的なアイテムに加えて、 空腹度を回復するおにぎり、体力を回復する薬草を使いながらダンジョンの奥へと進んでいく。 体力が0になった時には手持ちのアイテムとお金を全ロストして再びダンジョンの最初から進んでいく事になる。 体力は敵からダメージを受けた際やトラップを踏んだ場合に減少し、 ダンジョン内を歩き回ると少しずつ回復していく。 また、体力とは別に満腹ゲージというものがあり、 100%の状態から主人公を動かすごとにどんどん減っていき、 0になると体力が削られていく事になる。 これによりダンジョンで探索出来る時間に限りがあるため、 プレイヤーは1つの場所でひたすら敵を倒してレベルを上げるといった行為が出来ない作りになっている。 バトルはダンジョン探索中に主人公と同じように敵もうろついていて、 遭遇した際は主人公と敵交互に一回ずつ行動するため、 自分が動かなければ敵も行動しないようになっている。 そのため、今いる場所から次のフロアに進む階段の場所や立地、手持ちのアイテムを確認して、 じっくりと次の行動を考える事が出来る。

【プレイした感想】

本作をプレイして筆者が楽しく感じた点としては、ゲームプレイ中に細かな所で達成感を得たところだ。 ゲームのストーリーを進めるためのダンジョンだけでも結構なボリュームがあり、 中断は可能だが、セーブ機能はないためダンジョンに入った後は、 チェックポイントで拠点に帰りまたダンジョンに最初から挑むか、ダンジョンをクリアするかでゲームを進める中、 理不尽な数の敵に囲まれたりトラップを踏んで体力が徐々に減っていく等、 ピンチに次ぐピンチを自分が考えた手段で切り抜けた時にこのゲームの楽しさを味わうことができた。 また、拠点に帰った際にはレベルが1からに戻ってしまうが、 チェックポイントか特定のアイテムを使用した場合、 ダンジョンをクリアした時にはその時点で所持していたアイテムを持ち帰る事ができるため、 拠点からチェックポイントまでを何度も往復して武器や盾を強化することでたとえ時間がかかっても、 敵を圧倒する事が出来るようになるので何度も挑みたくなってしまう中毒性も魅力のひとつだ。

【最後に】

風来のシレン5Plusのレビューは以上になる。 作品ごとに細々としたシステムの変更はあるがシンプルながらつきつめるほどに奥深いゲーム性で、 突き詰める人はひたすらに遊べる作品となっている。 がっつり一つのゲームにはまりたい人、歯ごたえのあるゲームがしたい人にはぜひともプレイしてほしい。 また、今回紹介した「風来のシレン5Plus」から実に9年ぶりの新作「風来のシレン6 とぐろ島探検録」が発売している。 これまでの作品らしさと最新機種のスイッチに適応させたグラフィックと、 これまでと一味違ったシステムの追加で進化した風来のシレンを楽しむ前に、 本作をプレイしてみるのもゲームの一つの楽しみ方ではないだろうか。

【レビュー】メタルスラッグX

SNKが世に出した知る人ぞ知る2Dアクションゲーム…


どうもこんにちは、最近ちょっと古いゲームばっかり取り上げる人になりつつある筆者です。
古き良きドットグラフィック作品
今回は2D横スクロールアクションの名作
メタルスラッグX」のレビューをしていこうと思う。

メタルスラッグシリーズとは】

1996年に1作目がゲームセンターで稼働、家庭用はネオジオ系のハードで発売していた。
その後シリーズを重ねている作品だ。
2D横スクロールで立ちはだかる敵の兵士や<車両、飛行機等を倒して進んでいく。
プレイヤー人数は2人で当時純粋な子供だった筆者は、50円を出し合ってプレイしたり、
50円で2プレイできた街の片隅にあるゲームセンターで
ひたすらプレイしたり懐かしい思い出のある作品だ。

【総評】


☆☆☆★★
弾幕シューティングのような要素もある本作。
かつてのゲームでは主流なグラフィックだったドットが滑らかに動くので、
プレイ画面をみるだけで一昔前のゲームをプレイしていた人は懐かしい気分になるだろう。
本作は、アーケードを主力としていた作品なので やはりボリュームの少なさは
どうしても気になってしまう。
コンティニューしまくればゆっくりプレイしてもだいたい一時間半から
二時間ぐらいでクリアできるだろう。
ただ、アーケードが主戦場のゲームには、ハイスコアを狙ったり武器やコンティニュー回数に
縛りを設けることでよりディープな楽しみ方が出来る点は
一本のゲームをしゃぶり尽くすまで遊ぶタイプの人にはたまらないだろう。

【このゲームのシステムと魅力】

システムはかなり単純でステージを開始したらひたすら右に進んでいく、
操作も銃の射撃ボタン、ジャンプ、グレネードを投げるの3ボタン。
シンプルな操作とゲーム進行なのだが、弾数に制限のある強化銃や
強化グレネードで様々な武器を使えたり、
ゲームタイトルにもなっている小型戦車の
メタルスラッグや、1人乗りの小型飛行機スラグフライヤー等、
色々な乗り物があり同じステージであっても幅のあるプレイができる。
また本作のキャラクターにも目を向けたい、
性能自体は同じながらグラフィックが異なる男女4人のキャラが使用でき、
男キャラは軍人という設定通り、かなり男臭い見た目をしている。
本作の主人公で赤いジャケットとハチマキがトレードマークのマルコ
サングラスがトレードマークでどことなく相棒感が漂うターマに加え
ボーイッシュでバンダナ癖っ毛が特徴のエリ、
キャップの後ろからポニーテテールを出した天然眼鏡っ子のフィオ
以上の4人がメタルスラッグXで使用可能なキャラで、
文字での説明がほとんどないアーケードゲームでにおいて待機モーションや細かな挙動で
そのキャラクターがなんとなくわかるような演出で
キャラクターの魅力がなんとなくわかるのも面白いと感じた。

【まとめ】


以上がメタルスラッグXを久方ぶりにプレイした感想となる。
当時の思い出が蘇る思い出深い一作でレトロ感溢れるゲームのグラフィックや、
シンプルなゲーム性は魅力的だ。
またメタルスラッグシリーズはPS5やニンテンドースイッチといった
最新ハードやsteamでも販売しており、
一作ずつがそこまで高くないので懐かしいゲームをプレイしてノスタルジーに浸りたい人や、
ちょっとした時間にプレイ出来るレトロゲームに興味がある人には是非ともプレイしてほしい。
※本作はAmazonにてダウンロードコードの販売がないため、筆者としておすすめのニンテンドースイッチの公式サイトURLを記載しています。
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000001194.html

【レビュー】ペルソナ4 ザ・ゴールデン

【クールでポップなサスペンスRPG


皆さんRPGは好きですか、
ドラクエ、FF、ポケモン世の中には数々のRPGがあります、
今回はその中でもコアでマニア向けな作品から、
スタイリッシュなデザインへと路線変更し見事成功を収めた「ペルソナシリーズ」から
10年ぶりにニンテンドースイッチXBOX向けに発売された移植作
ペルソナ4ゴールデンについて語ろうと思う。

【総評】


☆☆☆☆★
移植前の作品が発売された時期を考えると結構古い作品と言えるが、
ペルソナシリーズのクオリティの高さから、 そこまで古くささは感じないだろう。
ペルソナシリーズをプレイしたことがある人や、
ペルソナ5のみプレイした方には是非ともオススメしたい作品だ。
ただ5と比べるとビジュアル面での違いは目立つので、
一度実際のゲーム画面を動画で確認してほしい。
またこれまでペルソナシリーズをプレイした事がない人でも、
その他シリーズとのつながりはないうえ、ストーリーもわかりやすく、
3や5に比べると雰囲気も明るいものとなっているので、
初めてペルソナをしてみたい方には是非おすすめしたい。
筆者としてもおすすめ度の高い作品だがタイトル的には10年前の移植作なので、
システム面では典型的なRPGであり、
目新しい体験はそこまで感じられないので星を4とさせてもらった。

【こんな人におすすめ】

RPGをプレイするのが好きな人 ・ゲームをしていてキャラクターに魅力を感じることが多い人

【こんな人にはあわないかも】

・ストーリーの進行を自分のペースでしたい人 ・簡単バトルでサクサクプレイしたい人

【このゲームの特徴】

自身と向き合う強さが力となる「ペルソナ」

タイトルにも使用されている「ペルソナ」は、 ストーリー面では自身の後ろ向きな部分が具現化された「もう一人の自分」と向き合い、 その存在を認めることで得る強さが形をもった存在となっており、 主人公と主要メンバーは人間として成長することでペルソナを操り、 事件の解決に向かう内容となっている。 ゲーム面でのペルソナはバトルの際に敵の弱点を突くための 属性攻撃を使ったり、味方の回復や能力補助を行う『まほう』のような役割となっている。

カレンダーに連動したゲーム進行

このゲームの進行はゲーム内のカレンダーとリンクして行われる。 ストーリーを進めて出現したダンジョンを決められた期間内にクリアすることで、 さらにストーリーが進行していくといった具合に、 ダンジョンの攻略をスケジュールを管理しながら進めていく形式だ。 また、ダンジョン攻略以外にも日常生活で出会った人と絆を深めるイベントも プレイヤー自身が判断でこなしていく必要がある。 他人との絆を深めることでより強いペルソナが使用できるようになったり、 バトルを有利に進めるアクションが追加されていくことができるため、 ダンジョンを攻略しストーリーを進めながら、 日常を通して他の人物との絆も深めていく二重生活を体験できることが、 近年のペルソナシリーズの強みといえる。

バトルシステムは王道のターン性バトル

ムのバトルシステムはRPGの王道である「ターン制バトル」となっている。 敵のシンボルがさまよっているダンジョンを探索しながら、 シンボルと接触した際にバトルがはじまる仕組みだ。 バトルの難易度はやや高めで、 敵の弱点を突くことや味方の能力を補助するペルソナを使うことが前提となっている。 この歯ごたえのあるバトル難易度が単調になりやすいターン制バトルに 緊張感を与えている。

【このゲームの魅力】

最後に筆者が1番伝えたいこのゲームの魅力について語ろうと思う。 ペルソナ4ゴールデンの1番の魅力は片田舎を舞台にした事件を解決するために奔走しながら、 知り合った人々との仲を深めていく二重生活を自分の判断で進めていくことで 主人公により感情移入しやすい点だと考える。 また、他のシリーズと比べると明るく進行するストーリーも魅力的で、 RPGでありながらマルチエンディングを採用していたり、 ペルソナの強化もこだわり出すと時間がいくら合っても足りない等、 かなり大ボリュームの作品となっている。 今後もシリーズ展開が期待される老舗タイトルの10年ぶりの移植作を この機会にプレイしていただけると筆者としては大変嬉しい。

 

【レビュー】Marvel's Spider-Man:Miles Morales


どうも皆さんアメコミは好きですか?
そこそこアメコミ好きな男、コバックスです。
今回は筆者がこのタイトルのためにPS5が欲しかった作品、
ニューヨークの街を縦横無尽に駆け回り、バージョンアップしたバトルを楽しめる、
「Marvel's Spider-Man:Miles Morales」を紹介しようと思う。
なお、本作はPS4とPS5に発売しているが筆者がプレイしたPS5版をレビューしていく。

【ゲームの評価】


本作は前作でも楽しめた、オープンワールドのマップをスイングで
爽快感たっぷりに移動できる点はそのままに、
新主人公「マイルズ・モラレス」が中心となるストーリーが展開される。
アクション面では、前作で強化することでできた操作が
最初の時点で可能になっている。
そのためゲームスタート時点で前作でできたアクションが制限されるなど
操作面でのストレスを感じなかった。
本作は、前作で使えたアクションに加えて、
新たに追加された特殊能力をアンロックする形式になっていて、
電撃で敵を痺れさせる、透明になり姿を隠す等様々な特殊能力が追加された他、
敵をマーキングできる、敵に見つかりそうになったらオートで透明になるなど、
細かな機能もカスタマイズできより幅のあるアクションゲームとなっている。
総評としては前作に引き続き筆者の好きなゲームとなったのだが、
少し気になる点はあったので「スパイダーマン好きなら買いの作品」が、
正直な評価といえる。

【本作の気になった点】


前作に引き続き、本作もストーリーや細かな演出を十二分に楽しむためには、
ある程度の知識量を要求される。
本作は前作「Marvel's Spider-Man」から地続きの作品となっているため、
いきなり本作から始めた場合、
やはりストーリーについていけるかという面で不安要素が残る。
また、主人公が多くのスパイダーマン作品で主人公となっている
「ピーター・パーカー」ではないのでその点で肩透かしを食らう可能性がある。
以上に加えて本作は続編になるがゲームボリュームは控えめとなっている。
ストーリー優先でガッツリプレイすると二、三日でクリアできそうなボリュームとなっている。
前作と比べるとゲームボリュームという点ではかなり見劣りするので、
そこも気になった点の一つと言える。

【事前に知ってるとお得な事】


ここからはアメコミをほんの少しかじっている筆者が、
ゲームをこのゲームをプレイする上で
知っているとストーリーを楽しめそうなコミックスの情報を
ゲームストーリーがネタバレにならない範囲で述べていこうと思う。

【主人公「マイルズ・モラレス」について】

2011年にコミックスで登場したキャクター、
黒人の父親とプエルトリコ系の母親をもつ。
スパイダーマンという歴史の長い作品で有色人種を主人公とており、
コミックを発刊しているマーベル社が当時の世相を考え誕生したヒーローといえる。
最近ではアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」で主人公になったり、
本作でも主人公を飾るなど徐々にコミック以外での認知度も上がってきてる。
マイルズが登場する作品はヒップホップやストリートアートなど、
カルチャー面を押し出したおしゃれな作品が多い印象を受ける。
おそらく今後もスパイダーマンという作品をけん引する顔役の一人といえるだろう。

【マイルズの周りにいる人】

ピーター・パーカー

言わずと知れた元祖スパイダーマン、コミックでは死亡しており、
そのあとを継ぐ形でマイルズが新たなスパイダーマンとなる。
メディアによって扱いは様々だがマイルズを導くキャラとして描かれる点は
おおむね共通している。

ガンケ・リー

マイルズの友人でコミックではマイルズ自ら蜘蛛に噛まれて能力を得たことを明かし、
その能力を生かしてヒーローになるとを後押しした人物。
マイルズのスパイダーマン活動をサポートする。
ゲーム内では開始時点で活動をサポートしてくれるキャラとして登場する。

【最後に】


以上が筆者が「Marvel's Spider-Man:Miles Morales」について思ったことだ。
ゲームの発売日は2020年11月とやや前になるが、
映像技術やゲームスピードは今やっても最新作にも見劣りしない作品である。
また、続編の製作が決定しており、今後も注目されるシリーズになると思われるので、
機会があればぜひ前作の「Marvel's Spider-Man」と本作をぜひ手に取ってもらい、
楽しんでいただけると大変うれしく思う。

 

【レビュー】ポケットモンスター バイオレット

ポケモンがいる広い世界、新たな冒険が始まる】


剣盾から3年、外伝作品をはさんでついに発売したシリーズ最新作
ポケットモンスター バイオレット・スカーレット」
前作ポケットモンスターLEGENDSアルセウスよりポケモンにもオープンワールドの波が来ているが、
正当な続編でオープンワールドの形式になったのは今回が初の試みとなる。
今回はそんなポケットモンスターを序盤から中盤辺りまでプレイした感想を記そうと思う。
今後のアップデートや展開次第では印象が変わる可能性がおおいにあるタイトルだが、
現時点での参考になるとありがたい。

【まずは総評として】

今の時点で筆者としては面白いけど神ゲーには届かないと感じている。
プレイしていてオープンワールドの形式を
無理やり従来のポケモンに当てはめたように感じる部分があり、
ポケモンとして新しいなと思うところはあるがオープンワールドとうまく融合できてない
感じたのが本音だ。

【この作品の良い点】


今作をプレイしていて一番魅力に感じるところは、
ポケモンの世界を歩いてる」感覚をこれまでのシリーズよりも
強く感じられることではないかと思う。
オープンワールドになりフィールドを移動する際のロードが削られたことで、
直感的に目的地までのルートを選べるようになった点や
フィールドを移動していて野生ポケモンの群れを見つけたり、
街中でNPCキャラとポケモンが並んで歩いているシーンを見かけると、
今までイメージしていたポケモンの世界が再現されていてその世界を自分のキャラで歩けるのは
ある種の感動を覚えた。
また、本作から追加された「テラスタル」という機能についてなのだが、
これまであった一時できな強化は、メガシンカダイマックスといった、
強化を含めて性能が評価できるものだったが、
ラスタルは今のタイプの攻撃を強化することに使えたり、
個体によってはタイプ自体を変更することができるので、
今までのよりもポケモンバトルの幅が段違いに広がったのではないかと思う。
まだストーリーの攻略を進めている最中だが、
ポケモンバトル用のガチパーティを考えるのが楽しみになっている。

【この作品のいまいちな点】

本作をプレイしていてもっとも感じたことは、
ソフトとハードの兼ね合いがうまくいっていないように思う点が多かった、
イベント時に表示されているグラフィックが透けていたり、
遠くで歩いてるモブキャラの動きがカクついていたり、
操作するキャラが階段を下りる時にモーションに違和感を感じたりした。
ポケモンという選択肢が多い複雑なゲームをロードを挟まず動かすには、
ニンテンドースイッチではハードのスペックが釣り合っていないのではなかろうか。
ただ、グラフィックに関しての問題は今後のアプデで解消される可能性もあるので、
その点には今後に期待していきたい。
また、本作では発売前に自分でストーリーの進め方を選べる触れ込みだったが、
フィールドに出る野生ポケモンやジムリーダーのレベルに関してはどうやら固定されているようだ。
つまり、ワールドマップには適正レベルがあるということなので、
形式としては確かに目的地を自分で選べるのだが、戦うポケモンの強さはすでに決まっているので、
本当の意味で自由に世界を回りストーリーを進めていくのとは、
違った形になっているのではなかろうか。

【まとめ】


ポケットモンスタースカーレットをプレイしていて、
楽しい点はこれまで頭の中でイメージしていたポケモンの世界に入りこめた様な感覚は、
本作ならではのゲーム体験ではないかと思う。
また、新機能テラスタルにより今までよりも駆け引きの材料が増えたことで、
これまでよりも好きなポケモンを中心に戦えるパーティが作れる可能性ができたことは
良い点ではないかと思う。
逆に、現状キャラの動きやグラフィックの表示に関しては気になる挙動をすることが多いので、
その点は今後のアップデートでぜひとも解消してほしい。

 

 

【ゲーム情報】ポケットモンスター バイオレット・スカーレット


2022年11月13日金曜日、完全新作としては9本目になる作品、
ポケットモンスター バイオレット・スカーレット」
前作のソード、シールドの発売から3年たっての新作となる。
今回はそんな3年ぶりの期待の新作となる作品の現時点でわかる
本作ならではの特徴となる情報を挙げていこうと思う。

【最初のポケモン3体】

ポケモンシリーズの定番となる、最初に入手できるポケモン3体、
いつものようにほのお、くさ、みずタイプの以下のポケモンから1体を選ぶことになる。
ここではそんな本作の御三家についての情報と筆者の進化後予想を述べようと思う。

ホゲータ


ほのおわにポケモンでタイプは「ほのお」タイプ、
特性は「もうか」HPが1/3になったときにほのうタイプ攻撃の威力が1.5倍になる。
大きい口とシンプルな目が特徴で愛嬌がある見た目をしている。
筆者としては御三家の中でもどっしりしたタイプのビジュアルをしているため、
ポケモンブラック・ホワイトの御三家「ポカブ」のような進化になるのではないかと予想している。

クワッス


こがもポケモンで「みず」タイプのポケモン
特性は「げきりゅう」、先に述べたもうかと同様の効果でHPに応じてみずタイプの技の威力が上がる。 白い体毛でこがもタイプの名の通り、鳥のような見た目をしている。
水色ので横に流した髪型が特徴で、キザなポケモンへと進化していきそうな印象を受ける。 過去作でいうとソード・シールドの「メッソン」やX・Yの「ケロマツ」のように、
スタイリッシュなポケモンに進化するのではないかと思う。

ニャオハ


くさねこポケモン、タイプは「くさ」、特性は「しんりょく」先のポケモン同様、HPに応じてくさタイプの技の威力が上がる
大きな目が特徴的で、カワイイ系のポケモン。 筆者の予想としては最終進化で一番姿が変わるような気がする。 過去作でいうと「ツタージャ」のようにカワイイ雰囲気は残しつつ上品な気品あふれる進化になるのではないだろうか。

【ストーリーは3種類、順番はプレイヤー次第!】

本作はオープンワールドで構成されたワールドマップを舞台に用意された3つのシナリオを
好きな順番でプレイする形式になるようだ、
これまでの作品に比べると、バトルやマップ移動がシームレスになり、
シナリオの攻略順も選べたりと自由度が高くなっている。
シナリオは現段階では大きく分けて下記の3つに関して情報を明かされている。

チャンピオンロード


各地のジムに挑みポケモンバトルの腕前を上げる、これまでのシナリオに近い形式となっている。
ジムを巡りながら、その先々で課されるミッションを攻略して、ジムリーダーに挑むことになる、
いわゆる、いつものポケモンともいえる王道のストーリーといえる。
ただ一番の違いは今回は攻略するジムに順番が決まっておらず、
自分の好きな順番にジム巡りができることで、
これまでよりも更に自分とポケモンの旅を体感出来る作りになっていることだろう。

レジェンドルート


ポケモンを元気にすることが出来る秘伝スパイスを求めて、
本作の舞台となるパルデア地方を冒険するのがレジェンドルートの目的となっている、
秘伝スパイスは通常のポケモンよりもサイズが大きく力も強い個体、
「ヌシポケモンによって守られており、
一筋縄ではいかないが手にいれた秘伝スパイスで料理を振舞ってもらえるようだ。
どのような効果が得られるのかは今の時点では分からないが、
いままでにないストーリーが楽しめそうだ。

スターダスト★ストリート


主人公が通う学校のやんちゃな生徒たちが結成した「スター団」、
このシナリオでは学校の人々を困らせるスター団に主人公が立ち向かうことがメインになるだろう。
パルデア地方の各地にあるスター団のアジトを訪れ、スター団に立ち向かうことで、
アジトならではの特殊なバトルが本シナリオの目玉となりそうだ。
過去作ではロケット団やギンガ団等、ポケモン世界を掘り下げる要素となっていた、
ポケモンを使って悪用する組織と対立するシナリオだが、
バイオレット、スカーレットでは明るい雰囲気が感じられるので
どのような展開になるのか期待したい。

【新しいバトル】


本作ではこれまでにはなかったある要素が追加されている
その名は「テラスタルパルデア地方でみられる現象で、
ラスタルをすることで使用ポケモンのタイプ技が強化される。
また、テラスタルについては全てのポケモンが使用出来るのだが、
同じポケモンでもテラスタルを使用するとタイプが変わる個体がおり、
そういったポケモンはレイドバトルで他のプレイヤーと協力することで入手が可能になるとの事だ。
ラスタルは純粋に技の火力を底上げしたり、タイプを変化させて相手の意表をついたり
戦術に幅が出て、これまでの作品以上に読み合いや技の構成が重要になると思われる。
なお、「テラスタル」については過去作でもあった「メガ進化」や「ダイマックス」のような
その作品のみの大きな特徴となるだろう。

【最後に】


いよいよ発売のポケモンバイオレット・スカーレットについて異常が目立った情報になる。
今までとは異なるオープンワールドの形式でストーリーやポケモンバトル、
また、プレイヤーの服装だったりと細かな部分にも大いに期待したい。
なお、バイオレット、スカーレットで異なる点としては、
これまでの作品と同様に登場するポケモンの種類が異なる。
バイオレットだけスカーレットだけでしか登場しないポケモンがいるので、
どちらを買おうか迷っている場合は公式からの情報をもとにお目当てのポケモンで、
どちらのバージョンを購入するか検討してみるのがよいだろう。

 

 

 

 

 

【レビュー】モンスターファーム

一番好きなモンスターは「ドラゴン」のコバックスです。
今回はPSで発売した懐かしの名作、
モンスターファームニンテンドースイッチ移植版について語っていこうと思います。

【このゲームの評価】


筆者としては大満足の一本となっている。
本作は初代PSで発売されたモンスター育成シミュレーションゲーム
モンスターファームニンテンドースイッチスマホアプリに移植した作品となっていて、
グラフィックやシステム等はおおむね当時を再現したものとなっている。
ただ、モンスターファーム最大の特徴であるモンスターの入手方法については変更されており、
当時はCDを読み込ませることで様々なモンスターを入手することができたのだが、
本作ではCDのタイトルや作者名をもとにデータベース上で検索して、
その情報をもとにモンスターを入手するようになった。
そのため、ネットで検索することで一部の例外をのぞいて
簡単に目的のモンスターが手に入れることができるようになっているのは、
やりやすくなっていると思う。
本作はPSに発売されたソフトの移植版となるため、
レトロゲームを全くやったことがない人や関心がない場合、
グラフィックのクオリティ等で苦痛に感じるかもしれないが、
自分の好きなアーティストや曲で再生したモンスターを手塩にかけて育成していくと、
自然と愛着がわいていき、そして生き物である以上最後に訪れる別れ、
寿命がつきる頃にはきっと自分が育てた自分だけのモンスターが大好きになっていると思う。
ある程度プレイを重ねていくと事務的になってしまうが、
そのころにはきっとモンスターファームを遊び尽したといえるだろう。
初代発売当時にプレイした人、PSの名作レトロゲームに興味がある人、
全くプレイしたことないけど育成ゲームが好きな人におすすめしたい作品だ。

【ゲームのあらすじと発売当時】


初代は1997年7月24日にテクモから発売されたPS専用ソフトで、
プレイヤーはモンスターを育てるブリーダーとなり仕事や修行を通して、
モンスターの強くしていき最終目標である4大大会制覇を目指すというものである。
当時の育成ゲームといえばプリンセスメーカーダービースタリオン等、
人間や実在の生き物を育てる印象が強かったので、
据え置き機でモンスターを育てて対戦させることができるのはかなり新鮮だった印象だ。
本作の発売と近いタイミングにポケモンデジモンが発売しており、
モンスターを育成するジャンルのゲームが確固たる地位を気づいた作品の一つだと思っている。
当時、筆者のまわりでこのゲームがバカはやりしていて、
入手困難なモンスターを手に入れたといった話や、
モンスターのステータスをカンストさせた話等で盛り上がった思い出がある。
また、本作は続編にも恵まれており、
続編の「モンスターファーム2」はシステム面で大きな変更はないが、
育成できるモンスターが大幅に増え正当進化を遂げている。

【最後に】


モンスターファームはモンスター育成ゲームというジャンルでは、
間違いなく神ゲーになると思う。
幼いころ、攻略本の情報をもとに聴きもしないCDをレンタルした人や、
アニメのOPが今なお忘れられない人にはぜひともプレイしてノスタルジーに浸ってほしい。
移植版に関してはなんと、続編である「2」も発売している。
筆者はまだ移植版の2はプレイできていないので、
ぜひとも近い将来プレイしてその時はまたブログに取り上げたいと思う。