コレはゲームですな?

新旧問わず個人的に気になったゲームの感想やプレイ日記を扱ってます。もしよければ感想やご意見をコメントいただけると嬉しいです。

【レビュー】モンスターファーム

一番好きなモンスターは「ドラゴン」のコバックスです。
今回はPSで発売した懐かしの名作、
モンスターファームニンテンドースイッチ移植版について語っていこうと思います。

【このゲームの評価】


筆者としては大満足の一本となっている。
本作は初代PSで発売されたモンスター育成シミュレーションゲーム
モンスターファームニンテンドースイッチスマホアプリに移植した作品となっていて、
グラフィックやシステム等はおおむね当時を再現したものとなっている。
ただ、モンスターファーム最大の特徴であるモンスターの入手方法については変更されており、
当時はCDを読み込ませることで様々なモンスターを入手することができたのだが、
本作ではCDのタイトルや作者名をもとにデータベース上で検索して、
その情報をもとにモンスターを入手するようになった。
そのため、ネットで検索することで一部の例外をのぞいて
簡単に目的のモンスターが手に入れることができるようになっているのは、
やりやすくなっていると思う。
本作はPSに発売されたソフトの移植版となるため、
レトロゲームを全くやったことがない人や関心がない場合、
グラフィックのクオリティ等で苦痛に感じるかもしれないが、
自分の好きなアーティストや曲で再生したモンスターを手塩にかけて育成していくと、
自然と愛着がわいていき、そして生き物である以上最後に訪れる別れ、
寿命がつきる頃にはきっと自分が育てた自分だけのモンスターが大好きになっていると思う。
ある程度プレイを重ねていくと事務的になってしまうが、
そのころにはきっとモンスターファームを遊び尽したといえるだろう。
初代発売当時にプレイした人、PSの名作レトロゲームに興味がある人、
全くプレイしたことないけど育成ゲームが好きな人におすすめしたい作品だ。

【ゲームのあらすじと発売当時】


初代は1997年7月24日にテクモから発売されたPS専用ソフトで、
プレイヤーはモンスターを育てるブリーダーとなり仕事や修行を通して、
モンスターの強くしていき最終目標である4大大会制覇を目指すというものである。
当時の育成ゲームといえばプリンセスメーカーダービースタリオン等、
人間や実在の生き物を育てる印象が強かったので、
据え置き機でモンスターを育てて対戦させることができるのはかなり新鮮だった印象だ。
本作の発売と近いタイミングにポケモンデジモンが発売しており、
モンスターを育成するジャンルのゲームが確固たる地位を気づいた作品の一つだと思っている。
当時、筆者のまわりでこのゲームがバカはやりしていて、
入手困難なモンスターを手に入れたといった話や、
モンスターのステータスをカンストさせた話等で盛り上がった思い出がある。
また、本作は続編にも恵まれており、
続編の「モンスターファーム2」はシステム面で大きな変更はないが、
育成できるモンスターが大幅に増え正当進化を遂げている。

【最後に】


モンスターファームはモンスター育成ゲームというジャンルでは、
間違いなく神ゲーになると思う。
幼いころ、攻略本の情報をもとに聴きもしないCDをレンタルした人や、
アニメのOPが今なお忘れられない人にはぜひともプレイしてノスタルジーに浸ってほしい。
移植版に関してはなんと、続編である「2」も発売している。
筆者はまだ移植版の2はプレイできていないので、
ぜひとも近い将来プレイしてその時はまたブログに取り上げたいと思う。